愛知県バレーボール協会 指導普及委員会が主催する「AVAバレーボール教室」のレポートをお届けします。
このバレーボール教室は、大学と連携しU15層競技者の活動場所を確保する目的で立ち上がりました。バレーボールがやりたいけど活動場所がない、興味はあるけど教えてくれる人がいない、もっと上手くなりたいという小中学生に参加してもらえる場所作りを目指しているそうです。
全体の目標や、5回ワンセットで基礎技術が身につけられるよう練習メニューが組まれています。コート3面はクラス分けされており、自分のレベルに合ったクラスで練習ができます。その日の練習メニューが伝えられ、講師となる学生たちへ「お願いします!」と元気な挨拶がありスタートしました。
練習内容が変わる度に説明があるため、初めての子にもバレーボールが楽しめる工夫がされていました。指導者と少数の子供たちというグループワークになっており、聞きたいことがすぐ聞けて、上達するための指導が行き届いていました。
参加した子供たちは、「中学でバレー部に入らなかったけど、もう少しバレーがやりたくて参加しました。サーブが少しずつ入るようになって嬉しいです。」「とっても楽しいです!」と、笑顔で答えてくれました。
指導にあたっている学生は、「声掛けの大切さを教えています。子供が理解できるように伝えることが難しいので、教える技術が上がっているなと感じています。」と、生徒側である小中学生と、講師となっている学生たち、お互いが学び合えるいい教室になっていることがわかりました。
愛知県バレーボール協会独自の取り組みで開かれたバレーボール教室、開催箇所の拡大や、カテゴリーを超えた繋がりに期待が込められます!